埼玉県の離婚弁護士 レンジャー五領田法律事務所

モラハラ妻

モラハラ(モラルハラスメントの略)という言葉をご存知の方は多いのではないでしょうか。最近では職場の研修などでモラルハラスメントを教えるところも増えてきました。さらにワイドショーなどのTV番組やインターネット上で、モラルハラスメントが槍玉に上がるようになってきています。
令和2年11月に、内閣府男女共同参画局から発表された「DVの現状等について」の統計によると、配偶者から心理的攻撃(モラハラ)を受けたことがあると回答した人のうち、女性は16.8%、男性が10.0%でした。この統計を見ると、モラハラは男女にあまり関係なく、妻側から夫に対しても行われていることがわかります。

具体的にモラハラってなに?

モラハラとは簡単に言うと、家庭内におけるいじめのようなものです。具体的には、精神的暴力や嫌がらせのことを指し、モラハラを行う妻はモラハラ妻と呼ばれてきており定着しつつあります。ドメスティックバイオレンス(DV ※詳細は逆DVのページをごらんください)とは違い、実際に暴力を振るわけではないのですが、言葉や行動、態度によって相手に精神的苦痛を与えます。
当事務所のクライアントの中にも、モラハラの被害者が多くいます。しかし、実際にモラルハラスメントの被害を受けている方達のお話を聞くと、ご自身では被害を受けていることに気付いていない方も多いのが現実です。本や雑誌を読んだり、知人・友人から話を聞いたりして、「自分の妻のことだ」と気づく方が多いのです。いかにモラハラ妻の典型的なパターンを列挙したので一度確認してみてください。

モラハラ妻の典型的な口癖パターン

SOSと書かれたサイコロ

  • 「男のくせに情けないと思わないの?」
  • 「私が悪いって言うの?」
  • 「私とあなたは違うの!」
  • 「どうしてこんな簡単なことができないの?ダメな人ね」
  • 「どうして黙っているの?」
  • 「私に口答えしないでよ」
  • 「離婚するわよ?」

上記の項目に一つでも当てはまった場合、モラハラ被害を受けている可能性があります。該当するセリフが口グセの女性はモラハラ妻の可能性が非常に高いといえるでしょう。

SOSと書かれたサイコロ

モラハラ被害者の心理

モラハラの被害者は基本的に優しい人が多いです。また、争いを好まない温厚な性格の人が多く、モラハラ妻の意見に疑問を抱きながらも結婚生活を平穏に築くために相手の気持ちをすべて受け止めてしまいます。その態度にモラハラ妻は、「彼には何を言っても大丈夫だ」と認識し、言葉の暴力がエスカレートしていくのです。被害者の方は我慢していてもそれが苦痛となってしまいます。しかも、モラハラが治る可能性はとても低いのが実際です。当事務所にはモラハラで悩まれている多くの方がご相談に来られます。一人で悩まずにまずはご相談ください。

モラハラ妻と離婚するためには

離婚届モラハラ妻と離婚をするには、多大な時間と労力が必要になります。モラハラ妻は、自分に都合の悪い話を避けたり、相手を混乱させ、疲弊させたり、常に自分が優位に立とうとします。あの手この手を使ってあなたを言いくるめてくるでしょう。はじめは毅然とした態度で話し合いをはじめたとしても、言われているうちに、「自分が悪かったんだ」と思うようになってしまうことが多いです。このような状態から抜け出すためにも、まずは別居をおすすめします。別居をすると、相手から「自分が悪かった。反省しているから戻ってきて欲しい」といわれることもしばしばありますが、しばらくするとまた元の状態に戻ってしまうことが大半です。
そのため、モラハラ妻と離婚するためには、あなた自身が相手と直接接触をしないですむよう、妻と関係のない信頼できる第三者に相談するのが適切です。また、第三者としては、離婚問題を積極的に扱う弁護士に依頼をするのが良いでしょう。
「逆DV・モラハラ妻」特集コンテンツ(再現動画あり)も合わせてご覧ください。

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