埼玉県の離婚弁護士 レンジャー五領田法律事務所

【男の離婚相談】田舎の動物園でヤンキーに絡まれました。ボクは喧嘩を買わなければならなかったのでしょうか?

今年のゴールデンウィークの話です。私なりの家族サービスをしようと思い、妻には家で休んで貰い、小学生になる二人の子供と田舎の動物園に行ったんです。インターを降りた時から、東京では見たことのないヤン車が目につくようになり、不穏な空気は感じていました。何事もなく動物を見て、子供達は大はしゃぎ。父親として満足した1日になるはずでした。夕方、高速に乗る前に子供達のジュースを買おうと自動販売機に行ってジュースを二本買った瞬間です。ジュースを取ろうと腰を屈めたボクの目の前にナイフが飛び込んで来ました。恐る恐るナイフの持ち主を見ると昭和からタイムスリップしたようなヤンキー二人がボクの方を見てニヤニヤ笑っていたんです。そのまま近くの公衆便所まで連れて行かれ「オッさん、金持ってる?」の典型的なセリフとともに財布に入っていた3万円を差し出す羽目になりました。家に帰り子供達が寝静まった後、その出来事を妻に話したんです。そしたら、妻から衝撃的な「呆れたわ。」の一言。この日を境に夜の生活がぎこちなくなってしまい、次第にセックスを拒否されるようになってしまいました。以前より小綺麗にし、ブランド物の洋服を買ったりして努力はしているんですが、妻とセックスをする兆しは見えません。確かに死ぬほど怖かったです。でも車の中に子供を残しており、家族を守るためでもありました。妻が一体何を考えているのか分からないんです。じゃあ、ボクは喧嘩を買えばよかったのでしょうか?どうすればよかったのか分からずいつもその時のことを考えてしまいます。

相談者:32歳・東京都在住の会社員

家族:妻27歳・子供二人(長女10歳、次女7歳)

 


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小説の取材でテルアビブに行った時の話だ。スミス&ウェッソンの45口径ガバメントモデル、こいつの撃鉄(ハンマー)を頭の後ろでカチリとやられたことがある。その時は幸運にも友人のシャヒーンに助けられたが、さすがのオレも相手のケツの一つや二つ舐めようかと思った。脳ミソをそこらじゅうに撒き散らかすよりもよっぽどマシだからだ。このように世界中にはがゴロゴロ転がっている。平和な日本じゃそんな場面には出くわさない。せいぜい不良少年に金を巻き上げられるのが関の山だろう。今回お前は災難に遭ったと考えているようだが、オレの考えは少し違っている。このオメデタイ日本で少しでも死を感じることができた。3万円は安い授業料だ。お前が犯したミステイクは金を巻き上げれらたことを妻に告白したことだろう。そもそもお前は妻をセックスが出来て相談もできる若い母親だと思っているが実際はそうではない。だ。法治国家のぬるま湯に浸ってブタのようになった男に欲情する女がどこにいる?本当の意味で妻をもう一度抱きたいならDCブランドに身を包むよりエキサイティングに生きることだ。そうすれば今度は欲情した妻の方がお前を求めてくるだろう!


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性交渉拒否は離婚原因のいわゆる5号事由(民法770条)に該当し、認められる慰謝料も意外にも不貞行為と概ね同額となる100万円〜300万円になるのが相場です。裁判例は大体月1回セックスしていればセックスレスとはならないとしているようです。このセックスレスが配偶者の一方が他方を求めているのにこれを拒否することによって生じた場合に性交渉拒否となります。もっとも、裁判所が性交渉拒否に厳しいとはいえ、一度や二度拒否した場合にまで性交渉拒否になる訳ではありません。結局は不法行為(民法709条・同710条)に基づく慰謝料として認められる訳ですから、拒否に正当な自由がないことを前提にその拒否時の言動、態様等が他方配偶者に精神的な苦痛を与えるものでなければならないのは言うまでもないことです。夫婦は精神的な結び付きであるのは元より、肉体的な結合体であることが日本の法律により認められていることは案外知れられていないことです。夫婦にセックスをする義務があるというとき、その義務は法的義務を意味するものとなります。何だか逆にセックスレスになってしまいそうな話です。とはいえ、相談者は離婚は望んでいませんので、以上は単なる予備知識となります。まずは弁護士ではなく、夫婦カウンセラーに相談することをお勧めします。